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2010年05月28日

遷都1300年 奈良のかしこい旅D

イメージ通り、観光名所のほとんどはお寺になるわけですが、そのお寺が奈良時代の中でどの時代に建てられたものなのか?を知っておくと、奈良の旅はまたまたインテリジェンスなものとなるはずです。


前半:遷都期(藤原不比等期)
中盤:聖武天皇期
後半:それ以降

と3つに分類しておくと、歴史背景をつかみやすいはずです。


遷都期の寺院は、ほとんど藤原京から引き継がれたものです。

後続の寺院としては、薬師寺。
藤原氏のものは、興福寺となるでしょう。

当時の伽藍は、源平合戦期にほとんどが焼失されたそうですが、薬師寺の東塔だけは当時のものとされています。

平城宮廷の建物は、これもほとんど現存せず、唐招提寺の金堂が第一次平城宮の建物が移設されたものとされます。



聖武天皇期と言えば、東大寺です。

興福寺と隣接しますので、これも源平合戦でほとんど消失していますが、三月堂と転害門は当時のままとされています。



それ以後と言うと、聖武天皇がさんざん散財したおかげで、あまり残っていませんが、鑑真とその弟子が建てた唐招提寺が、当時に近い伽藍配置を維持しています。

東大寺に対抗して娘の孝謙天皇が建てた西大寺は、当時はとんでもなく立派だったと言われますが、いまはその面影を感じ取ることも難しく、西大寺○×町という地名からだけ、当時の規模を窺うことができます。




近年観光名所として整備されている『ならまち地区』は、元興寺の敷地に広がる街で、これは江戸時代の長屋をベースにしていますので、実は奈良時代とはあまり関係ありません。


しかし、あまり有名ではないものの、お酒の歴史だけは長いので、日本酒を求めて飲み歩くなんていかがでしょうか?



このあたりを押さえておくと、お子さんの修学旅行とは一味違う旅になりますし、お子さんの修学旅行の旅のしおりを読むのに一役買うでしょう。


今週は藤原が担当しました。
posted by TEC at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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