今週はメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)について書いてみたいと思います。
このメタボリック・・・・
ある程度の知識は既に皆さんの知るところでしょう。
なので今回は、生活習慣病の予防に着目した健診。
そう、メタボ健診について書いてみます。
実は一昨年の4月から、40歳以上の被保険者・被扶養者に対するメタボリックシンドロームに着目した健診・保健指導の実施が医療保険者に義務化されているんですね。
それだけ、国を挙げての取り組まれているのですから、よく理解しておくことが大事です。
ちなみに、現在40歳〜74歳までの男性は2人に1人、女性では5人に1人がメタボが強く疑われるか、その予備軍とされているそうです。
ではメタボ健診はどの点をチェックするのでしょうか・・・?
まず必ず行わなければならない項目・・・
・質問表(服薬歴・喫煙歴など)
・身体計測(身長・体重・BMI・腹囲)
・理学的検査(身体診察)
・血圧測定
・血液検査
脂質検査(中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール)
血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)
肝機能検査(GOT・GPT・γーGTP)
検尿(尿糖・尿蛋白)
以上です。
これに詳細な健診項目として・・・
・心電図検査
・眼底検査
・貧血検査(赤血球数・血色素量・ヘトマトクリット量)
となります。
一般的に定期健診・人間ドックで網羅できるものばかりです。
この検査結果からステップを踏んでの問題のチェックとなるわけです。
ここからは明日にしましょう・・・